中学生の保護者や生徒にとって、通知表の評価や内申点は高校入試に直結する重要な指標です。
「どうやって評価されているの?」「5を取るには何を意識すればいいの?」そんな疑問に答えながら、内申点を上げるための実践的なポイントをご紹介します。
目次
通知表は『絶対評価』で決まる
5段階評価の仕組み
5…学習目標を十分に達成し、自分の考えや応用力も発揮できている
4…ほとんどの学習目標を達成し、一定の理解を示している
3…基本的な学習目標は達成している
2…学習目標の達成に課題がある
1…学習目標にほとんど達していない
学習評価の3観点
通知表の「5」「4」などの評定は、次のような3つの観点から判断されます。
「できたこと」「考えたこと」「どれだけ真剣に取り組んだか」がバランスよく評価される仕組みとなっています。
知識・技能
例:ペーパーテストの中でも知識を問う問題、実技試験や実習
思考・判断・表現
論理的な思考力・適切な判断力・自分の考えを表現する力を評価します。
例:ペーパーテストの中でも応用問題や思考をともなう問題、論述やレポートの作成、発表、グループでの話し合い、作品の制作や表現
主体的に学習に取り組む態度
学習に対する主体性や意欲、粘り強さなどの態度を評価します。
例:授業中の発言や行動、提出物の丁寧さや宿題の完成度
より詳しく知りたい方に
文部科学省による、学習評価の在り方についてのハンドブックが公開されています。
学習の在り方ハンドブック
評定アップのために意識したいこと
・提出物は、必ず期限内に丁寧に提出
・授業中は積極的に発言し、先生に「取り組み姿勢」が見えるように
・小テストや確認テストも手を抜かずに、高得点を目指す
・家庭学習も含めて「積極的な姿勢」を見せることが大切
・実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術・家庭)について
✅ どの教科でも「提出物を期限内に出す」「姿勢が積極的」が評価されます。
現在中学1.2年生の皆様へ 2027年度から埼玉県での調査書※が変わります
※調査書とは、高校受験の時に中学校が作成する成績や活動記録をまとめた公式書類のことです。調査書は受験する高校に提出され、内申点や受験生の人柄を評価するための重要な書類となります。
・調査書の記載は、基本9教科5段階評価(内申点)のみになります。部活動やボランティア、資格取得などは「自己評価資料」に記載され、調査書からは分離されます。
・新しい入試制度では出願時に全員が自己評価資料を提出することになります。この自己評価資料に基づき、面接が実施されます。
・最新情報は埼玉県教育委員会のWebサイトで公開されます。
まとめ
内申点は、学校生活全体を反映した“あなたの努力の証”です。
「提出物」「授業態度」「小テスト」「実技教科」——日々の取り組みが結果に直結します。
通知表の評価基準を正しく理解し、目標をもって取り組むことで、高評価を目指しましょう!
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