共通テストとセンター試験は何が違う? | 大学受験はどう変わったか、保護者のための基礎知識

こんにちは。戸田市の学習塾・スカイアカデミーです。
「大学入学共通テスト」と聞くと、「まだ先の話かな」「受験生になってから考えればいいのでは」と感じる保護者の方も多いかもしれません。
特に、小学生や中学生のお子さんをお持ちのご家庭では、大学受験は少し遠い未来の出来事に思えることもあるでしょう。
ただ、現在の大学受験は、保護者世代が経験した「センター試験」の時代から大きく変わっています。2025年度からは新たに「情報Ⅰ」が出題されるなど、試験内容も変化しています。
今回は、センター試験と共通テストの違いを整理しながら、現在の大学受験の仕組みや、これからの学習で大切にしたいことを分かりやすく解説します。

目次

親世代が経験した「センター試験」とはどんな試験だった?

基礎的な学習の達成度を確かめるセンター試験
大学入試センター試験は、1990年〜2020年まで実施された試験です。高校段階の基礎的な学習がどの程度身についているかを確かめることを主な目的とし、解答はすべてマークシート方式でした。

親世代が経験した大学受験のしくみ
国公立大学の一般入試では「センター試験+二次試験(個別試験)」の組み合わせが一般的でした。一方、私立大学では大学独自の学力試験が中心でしたが、センター試験の成績を利用する「センター利用入試」を設ける大学もありました。

では、センター試験から共通テストへと、試験の内容はどのように変わったのでしょうか。

いまの大学入学共通テストはここが違う|思考力を重視する試験へ

大学入学共通テストは、知識・技能に加え、それらを活用する思考力・判断力をより重視する試験です。
2025年度からは新しい学習指導要領に対応し、出題教科・科目も再編されました。

まずは、センター試験との主な違いを比較してみましょう。

比較項目 センター試験 現在の共通テスト
実施期間 1990年~2020年 2021年~
出題教科 6教科 7教科(情報が追加)
英語の配点 筆記200点・リスニング50点(2006年から実施) リーディング100点・リスニング100点
国語の試験時間 80分 90分
解答方式 マークシート方式 マークシート方式

文章や資料を読み取り、「考えて選ぶ力」がより重要に

センター試験でも知識を活用する問題は出題されていましたが、共通テストでは、学んだ知識を使って考え、判断する力がより重視されています。
例えば、複数の文章やグラフ、資料から必要な情報を読み取り、組み合わせて答えを導く問題や、日常生活に近い場面を題材にした問題などが出題されます。
「何を知っているか」だけでなく、「知っていることをどう使うか」が重要になっています。

英語は「使える力」を重視

共通テストの英語では、実用的な英文や複数の情報を読み取る力に加え、会話や説明を聞いて必要な情報を理解する力も重視されています。
センター試験から配点も大きく変わりましたが、大学によってはリーディングとリスニングの配点比率を独自に設定する場合があります。

2025年度から「情報Ⅰ」が追加

2025年度から新たに出題されるようになった「情報Ⅰ」は、プログラミングやデータの活用、情報社会の仕組みなどを学ぶ科目です。知識の理解に加えて、情報を読み取り、問題の解決に活用する力も問われます。
国立大学の一般選抜では、「情報Ⅰ」を含む6教科8科目を課すことが原則となっています。ただし、実際に必要な科目や配点は大学・学部によって異なります。

共通テストは大学受験の中でどんな役割を持っているのか

国公立大学受験では今も欠かせない試験

国公立大学の一般選抜では、共通テストが今も基本となる試験です。
多くの大学では、共通テストと大学独自の個別試験(二次試験)の結果を組み合わせて合否を判定します。
ただし、その配点比率は大学・学部によって大きく異なります。「共通テスト重視型」「二次試験重視型」など、志望校に応じた対策が必要です。

私立大学でも活用される「共通テスト利用入試」

私立大学でも、多くの大学が共通テストの成績を利用する入試方式を設けています。
共通テストの成績だけで合否を判定する方式や、大学独自の試験と組み合わせる方式などがあり、受験の選択肢を広げています。
必要な科目や出願条件は大学によって異なるため、事前の確認が大切です。

学校推薦型選抜・総合型選抜でも基礎学力が大切

近年、学校推薦型選抜や総合型選抜も、大学進学の重要な選択肢となっています。
これらの選抜では、調査書や面接、小論文などを通じて、学習状況や学ぶ意欲などを多面的に評価します。大学によっては、共通テストの成績を出願要件や合否判定に用いる場合もあります。
どの入試方式を選ぶ場合でも、日頃から基礎学力を身につけておくことが大切です。

2026年度からWeb出願に変更

2026年度から、共通テストの出願手続きはWeb出願に変更されました。
受験生本人が「共通テスト出願サイト」でマイページを作成し、出願手続きを行います。受験票も指定された日以降にマイページから取得・印刷し、試験当日に持参する仕組みになっています。

共通テストの変化から見えてくる、これからの学び方

小学生・中学生・高校生に共通して大切な「考える力」

共通テストで求められる、文章や資料を読み取り、学んだ知識を活用して答えを導く力は、小学生から高校生まで、段階的に育てていくことができます。
例えば、問題を解いた後に「なぜその答えになるのか」を自分の言葉で説明したり、複数の解き方を比べたりすることも効果的です。
特別な対策よりも、普段の授業や家庭学習で「なぜそうなるのか」を大切にすることが、将来の大学受験につながっていきます。

スカイアカデミーが大切にしている学習サポートの考え方

スカイアカデミーでは、学年に応じた「考える力」の育成を重視しています。
志望校対策だけでなく、学び方そのものを整え、大学受験までを見据えた学習サイクルを大切にしています。

まとめ|大学受験は変わっても、学びの土台は変わらない

センター試験から共通テストへと、大学入試は大きく変わりました。
しかし、「基礎知識を身につけ、理解を深め、考える力を育てる」という学びの基本は変わっていません。
焦らず、今できることを大切に積み重ねていくことが、これからの受験につながります。

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