2026年2月現在、中学校2年生のお子さんの学年から、埼玉県の公立高校入試制度が大きく見直されることをご存じでしょうか。
埼玉県の公立高校入試では、2027年度(令和9年度)入学者選抜から制度の見直しが行われ、新たにすべての受検生を対象とした「面接」が実施されることになりました。
この記事では、新たに導入される「面接」と、面接時に使用される「自己評価資料」について、現時点で埼玉県が公表している公式情報をもとに、分かりやすく整理してご案内します。
目次
埼玉県公立高校入試における面接の内容
面接は、受検生一人あたりおおよそ10分程度を想定しています。
形式は、
・個人面接
・集団面接
のいずれかとなり、どちらの形式を採用するかは高校ごとに異なります。詳細については、各校の入試選抜要領をご確認ください。
なお、面接の補助的な資料として、「自己評価資料」を事前に提出します。
面接の流れ
My Voice(マイボイス)<1分30秒〜2分程度>
↓
質問・応答<3分30秒〜6分程度>
↓
退室
※時間は一人あたりの目安の時間です。
My Voiceとは
ここでは、中学校生活や、学校外の活動を振り返りながら、自分の言葉で表現します。 内容としては、例えば次のようなものが想定されています。
・失敗から学んだこと
・友達や周囲の人との関わり
・家族や日常生活の中で感じたこと
・これまで力を入れて取り組んできたこと
・高校で挑戦してみたいこと
質問・応答
My Voice(マイボイス)で表現した内容をもとに、面接委員(2人以上)が質問を行います。
質問例としては、
・「そのとき、なぜそうしようと思ったのですか?」
・「他の人たちとどう力を合わせましたか?」
など、行動や経験の背景にある考えや思いを確認する内容が想定されています。
出願から面接までの流れ
出願から面接までの大まかな流れは、次のとおりです。
出 願(令和9年1月26日~2月9日)
※出願時に「自己評価資料」を提出
↓
学力検査(令和9年2月25日)
↓
面 接(令和9年2月26日)
埼玉県公立高校入試の「自己評価資料」とは
自己評価資料とは、公立高校入試の面接時に使用される補助資料で、受検生本人が作成する書類です。
従来は、中学校が作成する調査書の中に含まれていた内容でしたが、新制度では、受検生自身がこれまでの取り組みや考えを振り返り、自らの言葉でまとめる形式に変わります。
内容としては、
・委員会活動や部活動
・学校内外での活動
・資格取得や日々の取り組み
・それらを通して学んだこと
・興味・関心のあること
・将来の夢
などを、自らの言葉で記入します。
なお、自己評価資料そのものは、評価(得点)の対象にはなりません。
面接時に、受検生の考えや経験を理解するための参考資料として使用されます。
面接の配点・評価方法
配点は学校により、異なります。
・共通選抜
面接の配点は30点または60点(高校ごとに設定)
・特色選抜
浦和南高校のように100点ほどの配点を予定する学校もあります。
※配点の詳細は、各校の入試選抜要領にてご確認ください。
評価方法
面接は「5・4・3」の3段階で評価を行い、「3」を基準として評価されます。
「3」:評価に値する
「4」:優れたものとして評価できる
「5」:大変優れたものとして評価できる
評価の観点
面接では、主に次の観点から評価が行われます。
主体的・協働的な学びの力
これまでの自身の活動を振り返りながら、持続可能な社会の創り手となるために、主体的・協働的に学び続ける意欲を持っているか。
自らの人生や社会の未来を切り拓く力
自分のよさや可能性を認識し、あらゆる他者を価値のある存在として尊重しながら、自らの人生や社会の未来を切り拓こうとしているか。
このほか、高校ごとに定められた学校独自の評価観点が加わる場合もあります。
まとめ
まずは焦らずに、正確な公式発表をチェックして正しい情報を収集すること、そして日々の学校生活で積み重ねてきた経験や頑張ったことを整理しておくことから始めましょう。
普段の学校生活を一生懸命に送ることそのものが、一番の面接対策に繋がります。
スカイアカデミーでは、最新の入試制度を踏まえながら、生徒一人ひとりの状況に合わせた学習・進路サポートを行っています。 ご不明な点があれば、いつでもお気軽にご相談ください。