志望校がなかなか絞りきれずに困っているという生徒さん、そんな子どもにハラハラしている保護者のみなさんも多いことでしょう。
中3生にとって、夏休みは苦手教科を克服するためにまとまった時間を確保できる最後のチャンスです。できればそれまでに志望校は決めておきたいところです。
具体的な目標を決めることでモチベーションはグッと上がり、やるべきことが見えてきます。
北辰テストでは、受験する際、第1〜第4志望までの4校を「志望校」として設定することで、その志望校の合格可能性や同じ高校を目指す生徒中での自分の順位を知ることができます。
この志望校設定は受験の都度変えることができますが、設定できる4校のうち2校程度を固定しておくと、過去との比較によって自分の成績が目標に近づいているかどうか、あとどのくらいがんばらなくてはいけないかを判断する良い材料になります。
せっかくのこの志望校判定システムを無駄にする手はありません。試験当日に慌てて適当に4校を選んでしまわないよう、早めに志望校を決めておくことをおすすめします。
家から近いから、制服がかわいいから、校舎がカッコいいから、なんとなくよさそうだからなどの理由でも構いません。とにかく具体的な目標を設定することが大事なのです。できれば現状の実力より偏差値が高めの学校も入れておきましょう。北辰や定期テストなどであまりにも希望とかけ離れた結果が出てしまっても、今ならある程度の軌道修正ができます。
進学フェアや興味のある高校に行ってみたり、先輩の話を聞いたり、文化祭に訪れたりしてみて、まずは興味や可能性のある高校の情報を積極的に入手してみましょう。